8K/HDRコンテンツ用
LEDビジョン表示システム開発


2019年5月に本社が虎ノ門から六本木一丁目に移転となった株式会社ポニーキャニオン様の本社ビルエントランス(2F)に設置されたLEDビジョンの表示システムを開発させて頂きました。 本当のHDRのコンテンツを見るためには、表示する環境(ディスプレイ)、HDRの仕様に合ったスペックが必要です。 高精細、高輝度の屋内用LEDの選定から専用の再生システムの開発、そして何よりHDRコンテンツの実績を積み重ね、熟知したコンテンツ制作者のノウハウ無くしては実現できなかったと思います。 その他にも、来る5Gネットワークを使った4K/8Kなど高精細ライブ映像に最適なVIdeo Over IP技術のNewTek NDIにも対応しています。 現在(2019年6月)は、放送スケジュールに組み込まれていませんがUnreal Engine 4をベースにしたリアルタイムCGアニメーション表示機能やWebUIを使った、これらのコンテンツのオンデマンド表示機能なども組み込んでいます。 各コンテンツは、タブレット端末などのブラウザベースの操作(WebUI)や各コンテンツの表示切り替え、スケジューリング、操作連携などが可能となっています。特に、Video Over IPに対応することで、来春本格サービスインする5Gモバイルネットワークを使った超高精細(8K/HDR)のライブ映像などのIPVideoの受信表示が可能となり、「(仮)PonyCanyon8Kビジョン」は、施設を訪れるお客様に新たなユーザー体験を提供するパブリックメディアとなるでしょう。

  • HDRビデオ対応のIP Video Player(Video Over IP)
  • 8K解像度(7680x1440)60P、HDR10対応のデジタル映像再生プレイヤーシステム
  • Video Over IP技術(NewTek NDI)によってIPベースの映像受信/配信/表示が可能

LEDディスプレイ概要

8K(7680x1440)超高精細HDR対応 高輝度(800nits)LEDディスプレイシステム。 世界最小クラス0.9mmピッチMINI LEDを採用した「(仮)PonyCanyon8Kビジョン」は、横7.2mx縦1.35mの迫力ある画面構成となっており、4K/8K放送などでもスタンダードとなる人間の視覚に特性を考慮したHDR映像方式(HDR10 60P)に対応した超高画質コンテンツ表示を実現しています。

コンテンツ表示システム概要

HDRコンテンツ、デジタルサイネージコンテンツ(Scala)、IP Video(NewTek NDI)、ゲームエンジン(Unreal Engin 4)など複数のコンテンツ再生システムは、PCベースのオリジナルソフトウェアを開発することで、全てをIPネットワークで構成することを実現しています。